俳優の あぞの は「四季を通して撮影する映画」に出演している。
そんな中、自分の表現ができなくなった あぞの は、新たなマネージャー、恋人、友達の影響をうけ、前に進もうとするが、撮影を断念するか続行するかの決断を迫られる。
この物語を通して、今愛せないもの、数々の記憶たち、川や森や人が今愛せるものへと変化をとげる。
同時にそれは今までの あぞの を否定することでもあった。
ずっと自分と向き合ってきた あぞの に教えてくれたものは?
これは俳優と俳優の愛の物語だ。
「演じるということは第三者的である」