「ありがたみをわかりながら死ね」
男2人と女1人
彼らは駅で待ち合わせをしている。
これから海へ行くのだ。
そして彼らは海へ行き、「八月のテクニカラー」という記録映画を撮影する予定なのだ。
あらすじはこうだ
あの夏の日、
少年少女の彼らは山に登り
みんなで同じ星を見、
自分達の真下にはブラジルが本気であると信じて穴を掘る
あの夏の日、
それぞれが高校生になり
初めて、人を殺したいと思い穴を掘る。
そして、
あの夏の日
彼らは彼女のために誰もいない
小さな砂浜で穴を掘った。
これは一体どこからが記録映画でどこからが一体彼らなのか
そんな
オーストラ・マコンドー初の劇団員だけでおくる
ある夏の日の記録